 |
 |
オーストラリアは建国約200年の若い国です。今日では、英国からの移民を中心に、ヨーロッパやアジア系など多種多様の人種から成り立っています。ワイン作りも移民と共に約200年前にオーストラリアへと伝わりました。苗木もヨーロッパ産のシラーズ種やシャルドネ種など、温帯に相応しいものが選定され、各地で栽培が開始されました。オーストラリアにはワイン葡萄を栽培するのに欠かせない@長い日照時間A適度な地下水B適切な土の3要素が調っています。ワイン技術者の移住に伴い、飛躍的にワイン葡萄土壌とぶどう品質を上げていき、今日ではヨーロッパよりもワイン葡萄栽培に適している土地、という評価を得る程にまで成長したのです。
建国当時、移民してくるワイン葡萄技術者は、新しい可能性ある開拓地に魅せられて移住しました。若く、才能溢れる技術者が多かったと云われています。ヨーロッパでは紀元前からワイン作りが行なわれてきました。ワインは日常酒として多くの国民に飲まれていたため、各国の大切な税収入しての地位を確立してきたのです。これは、裏を返せば、厳しい酒造管理が国によって行なわれている事の証でもあります。 |
| 例えば、どこの畑にはどの種類のぶどうを栽培する、糖度・アルコール度など厳しく管理されます。また、各付けや等級管理も国が決めた機関・基準で行なっています。作り手側に立つと、制限された中でのワイン作りを余儀なくされる訳です。建国したばかりでルールに縛られない自由なワイン作りが出来る、栽培条件はヨーロッパ以上の可能性がある…こんな話を聞いて魅力を感じない職人はいないでしょう。若くて好奇心に溢れる優秀な職人達はオーストラリアへと移住してきたのです。新世界ワインと呼ばれるワインが21世紀を迎え世界中で脚光を浴びている要因がここにあるのです。 |
|
|
|
| オーストラリアのワイン作りの特徴は、自由な発想の元で作られている事です。国による各付けや等級は設けられていません。ヨーロッパで用いられている各付けや等級システムは、一見品質向上の一助になりそうですが、実は古い貴族や業界関係者の既得権益を守る悪法として使われている感があります。仏の5大シャトーは数百年間も格付けを変えていない・・今日では当てはまらない古い慣習を今日の流通市場に押し付けているように感じる非現実的な格付けや等級と云わざるを得ません。オーストラリアのルールと云えば、容量やアルコール度数、ぶどう品種を明記する事、また、飲酒運転の目安となる数値を明記する事などです。ヨーロッパでも新しいものを取り入れ始め、イタリアやスペインのごく一部でスパークリングレッドが作られています。生産量は少なく、自国内消費のみとなっています。これらはオーストラリアから技術輸入したもので、品質は異なり、糖分を人工的に多く足す必要があるために超甘口が大半です。 |
|
 |
オーストラリアは、オージービーフなどで知られる通り、農業先進国でもあります。食品であるワインに対しても大変厳しい衛生基準を設けています。各ワイナリーでは最新の道具を使い、作り手の自由な発想を生かし、新しく、今日の食卓に合うワイン作りを行なっています。<スパークリングレッド>はそんなオーストラリアが自慢出来る<自由と公平>を尊重した結果に産まれたオーストラリアならではの逸品なのです。日本ではまだまだ古い慣習を尊む傾向が強くあります。しかし、世界ではオーストラリアワインの発想が広く受け入れられ始めています。オーストラリアは新しいワインライフを提案します。気取らずに楽しむ普段着のワイン… 是非、若い移民の国<オーストラリア>が生んだ傑作をお楽しみ下さい。 |
|