映画「オーストラリア」の世界 Movie Australia
~ アウトバック?心を揺さぶるオーストラリアの大地 ~
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「Outbackアウトバック」。その言葉を耳にする時、胸の奥の方に奇妙なざわつきと、説明のし難い畏敬の念が湧いてくることがあります。その様子を脳裏に思い描く時、なぜだかどこか懐かしいような、そして柔らかく温かい風に抱かれている気持ちになることがあります。
それは、アウトバックにはオーストラリアのグレートスピリットが精霊と共に住んでいるからです。白い砂浜と青い海に囲まれた沿岸部を離れると、オーストラリアの内陸部には広大な乾いた砂漠が広がっています。強い日差しの降り注ぐ大地は赤茶けて、切り立った崖を持つ山の山肌も赤く乾き、頭上にはさえぎる物の無い青空がどこまでも広がっています。
時には奇妙な形の奇岩が転がっているようなその土地を、オーストラリア人達は「アウトバック」と呼びました。一見すると、そこには生命が存在するのが難しいような印象さえ受けます。でもその赤茶けた大地には、私たちを感動の渦にすっぽりと巻き込んでしまうような、オーストラリアの自然の神秘の美しさが無数に潜んでいます。 |
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エリア:
ケアンズ
カテゴリー:
歴史
愛と冒険~自分を変えるパワーは自分の中にある
愛と冒険が咲く赤い大地。
この赤く乾いた内陸部「アウトバック」に魅せられてしまった女性がいます。
映画「オーストラリア」の主人公サラ・アシュリー(ニコール・キッドマン)は、イギリスの上流階級の貴婦人(レディ)です。彼女の住む世界は経済的に豊かで、清潔なお屋敷の中で暮らす様子は幸せそうですが、でもその一方、イギリスの灰色の空が象徴するような彩りの無い退屈な生活です。
オーストラリアへ行方不明の夫を探しにやってきたレディ・サラが見たものは、野蛮ともいえるアウトバックのカウボーイ達と、乾ききった広大な赤い大地でした。 乾いたアウトバックに雨期がやってくると、その景色は一夜にして変化します。大地は潤い、干上がっていた川に水が流れ、木々には緑の葉が茂り、そして競うように鮮やかな色の花を次々と咲かせていきます。
動物達は恋のシーズンを迎え、そこはまるで生命の泉のあふれる楽園のよう。 そんなピュアで力強いアウトバックの自然の光景に、サラは魅せられていってしまうのです。
人の心の中に眠っているパワーを、もう一度呼び覚ましてくれるオーストラリアの大地の力により、サラは次第に自分に目覚めていきます。カウボーイのドローヴァー(ヒュー・ジャックマン)、アボリジニの不思議な少年ナラとの冒険を通して、彼女は揺るぎない真実の愛を見つけ、まるで美しい花が開花するかのように大きく変わっていくのです。
アボリジニ・マジック~大地の精霊のパワー
アボリジニのマジカルパワー。
自然のパワー溢れるオーストラリアに、何万年もの昔から住む原住民のアボリジニ。彼らは自然界の精霊達と会話を交わすことができると言われています。
ドリームタイムと呼ばれる彼らの伝説によると、グレートスピリットと呼ばれる大いなる存在が、私達の世界をいつも見守っているのだそうです。自然に溶け込んで生活するアボリジニ達は、精霊の力を借りてマジカルなパワーを操ることができるのです。映画の中でも、アボリジニの少年ナラがマジックを使おうとしますが、どの場面かは映画を見てのお楽しみです。
スピリチュアルな存在を信じる彼らにとって、精霊のマジックで病気を癒し、地図無しに自由自在に大陸を移動し、言葉を発しなくても会話を交わすことができ、時として人の心もマジックで治してしまえるのです。そんな不思議なアボリジニ達のドリームタイムとマジックは、アウトバックの中で今も生き生きと根付いており、そこを訪れる人々を魅了し続けています。
愛と冒険とマジックを探しに
さあ、レディ・サラが魅せられたアウトバックの世界へ、あなたも一緒に飛び出しましょう!!
映画の世界のような愛と冒険を楽しむには、アウトバックの魅力がたっぷりと詰まったノーザンテリトリー州の中でも、特にアリススプリングやダーウィンがお勧めです。赤い大地と青空、砂漠に咲くエキゾチックな花、切り立った崖のワイルドな渓谷、豊かな水をたたえる滝でのスイミング、アボリジニ文化体験、カウボーイ気分を味わえるキャンピングツアーなど、おもしろアドベンチャーが満載です。
映画「オーストラリア」
【日本公開】
全国ロードショー2月28日(土)
【キャスト】
ニコール・キッドマン、ヒュー・ジャックマン、リール・フレッチャー、監督バズ・ラーマン