ドリームタイムへようこそ |
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遠い遠〜いその昔、暗い宇宙に浮かぶ地球という星には、ゴンドワナという大きな陸地がありました。ゴンドワナは気が遠〜くなるような月日をかけて、いくつかの陸地へと少しずつ別れていきました。やがてその中のひとつの陸地に、東と南が交わるある陸地から、褐色の肌の人達が広い海を船で渡ってやって来たのです。宇宙の知恵を持った褐色の肌の人達は、乾いた大地が広がる過酷な環境のその土地で暮らし始めました。大地はカラカラに乾き、時には大洪水が起こり、作物も育たないようなその土地でも、彼らはドリームタイムの知恵と知識を元に、ゆったりと暮らしておりました。 |
木になる実を取り、魚やゴアナを捕らえ、時には大地を掘り起こして虫やイモを収穫し、病気になれば自然の薬草を煎じて飲みました。彼らは言葉を話さなくても心が通じ、地図や家がなくても平気でした。星を見て月を見て、時には宇宙のスピリットとおしゃべりしながら、正確に次の季節の居住地への移動もできたし、地図も家も文字も必要なかったのです。自然の精霊から生きる知恵をもらい、子供には精霊からもらった名前をつけ、時には絵を描いたり踊ったりしながら、日々の暮らしをとても穏やかに暮らしていたのです。
ある時、遠く離れた寒い国から白い肌を持った人達がやって来ました。褐色の肌の人達は白い肌の人達を見るのは初めてでしたが、彼らを快く迎えました。 |
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白い人達はいろいろな物を持っていました。そしてそれを褐色の人達にあげようか?と聞きました。褐色の人達はそんなものを見るのも触るのも初めてでしたが、「わたしたちは必要なものを全て持っています。」と静かに答え、今までの穏やかな暮らしを続けようとしました。白い肌の人達は、なんだか耳慣れない言葉を話します。でも褐色の人達は彼らとも同じように心で会話をしようとしましたが、白い人達はそれができないことに気がつきました。
やがて白い肌の人達は、褐色の肌の人達全てを「アボリジニ」と呼ぶようになりました。「アボリジニ」と呼ばれるようになった褐色の人達が愛する広大な土地は、白い肌の人達によって「オーストラリア」と呼ばれる国となり、そして彼らによる開拓が進んで急激に変化していったのでした・・・。 |
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いかがでしたか?オーストラリアの先住民「アボリジニ」にまつわる歴史を、おとぎ話風につづってみましたが、ケアンズにも太古の昔からアボリジニの人達が住んでおりました。高原の町キュランダには、「ジャプカイ」と呼ばれるアボリジニの部族が古くからそこで暮らしていたのです。彼らジャプカイ族が、世界中の人達にアボリジニの文化にもっと触れてもらおうとオープンしたのが「ジャプカイ・アボリジニ文化パーク」です。ケアンズの町から車ですぐ行けるジャプカイ・パークでは、アボリジニの文化やスピリチュアルなアートを鑑賞することができます。園内の二つのシアターでは、伝統的なダンスや儀式の様子をエンタテイメント仕立てにしたショーとして上演しています。もうひとつの楽しみは、園内のブーメランレストランです。モダンオーストラリア料理にエスニックな風味を添えて、さらにアボリジニが昔から食べてきた「ブッシュフード」と呼ばれるオーストラリアのハーブや果実を加えた料理の数々が人気となっています。 |
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